こんにちは蟻人(アリト)です。
愛媛マラソン出場特典の一つに道後温泉無料入浴券があります。
有効期限が2月2日(土)〜2月11日(月)と本番の約1週間前から翌日の祝日までの10日間となっています。
マラソン当日などは混雑は必須なので1週間前の3日(日)に入ってきました。
松山に住んで20年以上になるのに、実は1度も道後温泉本館のお風呂には入ったことがありません。
なので無料券を使える日がくるのがちょっと楽しみでした。
道後温泉本館は1月15日より保存修理工事を始めておりまして、温泉に入れるのですが縮小営業になっています。
工事でどうなっているのかもリポートします。
工事中の道後温泉本館
工事中ということで建物の周りに足場が組まれて防音シートで囲まれているのを予想していましたが、外観はそんな無粋なことにはなっていなくて安心しました。
一見すると工事をしているのか疑問に思うほど普通の佇まいでした。
変更されている入り口
外観で変わっている点と言えば入り口に火の鳥の垂れ幕がかかっている点です。
これは工事に伴いいままで使用していた西側入り口が封鎖されて北側入り口から入るようになった為です。
案内看板がありこのように書かれています。
そして現在使用されている北口玄関がこちらです。
実は現在の建物になった明治27年から昭和10年まではこちらの北口が玄関として使用されていたそうです。
言うなれば昔の玄関が復活したと言うこと、工事でむしろレアな体験ができてるのかもしれません。
神の湯のみ利用可
工事中ということで中はかなり狭くなっています。
料金所を入ってすぐ脱衣所、お風呂となっていて小さな銭湯くらいの規模になっています。
工事に伴い男湯として使用していた2つの湯を男湯と女湯に分けて使用しているためです。
お風呂は一つしかなかったですが、風情のある良い造りのお風呂でした。
さすがにお風呂の写真を撮るわけにはいきませんので公式サイトの画像を引用させてもらいます。
丸いドーンとしたものからお湯が出ていていい雰囲気でしょ。
古い温泉って感じで凄く良かったです。
オリジナルタオルを購入
本館にはタオルや石鹸などの無料アメニティはありません。
持ち込まない場合は有料のレンタルがあるのでそれを借りるか販売されているのを購入する必要があります。
僕はせっかくなので『道後温泉本館オリジナルフェイスタオル(みかん石けん付) 』を購入しました。
220円とリーズナブルですし、みかん石鹸はいい香りでしたし、本館だけのオリジナルなのでいい記念になると思います。
火の鳥とコラボ中
現在道後温泉本館では手塚治虫の「火の鳥」と”道後REBORNプロジェクト”としてコラボを展開しています。
西口にはこんな看板がありますし、
北側入口の上には火の鳥のオブジェがあります。
夜はライトアップもされているようです。
愛媛マラソンで道後に宿泊予定の方はライトアップされた本館も楽しんでください。
そして本館のオリジナルタオルにも火の鳥ポストカードがついてきます。
おそらく期間限定ですので、やっぱりタオルは買ったほうが良いですね。
無旅券で入れるお風呂を紹介
無旅券で入れるのは道後温泉事務所が管理する3つの施設、
- 道後温泉本館(神の湯 階下)
- 道後温泉 椿の湯
- 道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
となっています。そして上記3施設が一杯で札止めになった場合に、
- ホテル椿館(本館)
- ホテル花ゆづき
の2つのホテルの大浴場に入れます。
せっかく道後に来たのだから本館に入りたいと言う気持ちはすごくわかります。
ですがマラソン当日は本館はものすごく混雑します。お風呂の数も工事のために半分になってます。
本館に拘るなら日をずらした方が良さそうです。
マラソン後の入浴に拘るなら椿の湯か飛鳥乃湯泉にした方が良いですね。
椿の湯、飛鳥乃湯泉
椿の湯と飛鳥の湯泉は本館から近いところにあります。
本館に西口の正面に商店街があります。
その商店街をまっすぐ進んでアーケードから出たところに椿の湯と飛鳥乃湯泉はあります。
・椿の湯
・飛鳥乃湯泉
飛鳥乃湯泉は2017年12月にオープンしたばかりのまだ新しい施設ですので新しいのが良い方はこちらがおすすめです。
工事中だからいつもと違う道後温泉を楽しもう
今回の改修工事は7年もの長期間かかる予定です。
お風呂が縮小されていたり、皇室専用浴室の又新殿の見学ができないなど観光的に残念な点があるのは確かです。
ですがいつもと違う入り口から入れたり、火の鳥とのコラボなどの観光客減少対策の施作など楽しめる事は多いです。
僕は初めての本館が工事中でしたがとても楽しめましたし、来て良かったと思えました。
工事が進めば改修が終わったお風呂が解放されて、今入れるお風呂が工事に入ります。
そうなったらもう一度行ってみようと思いました。
工事中でも楽しめるのでぜひ遊びに来てくださいね。
それでは。