ありろぐ

生まれ変わるならネコになりたい

BMW F750GS(2018)試乗インプレ!初めての大型バイクにもオススメのアドベンチャーバイク!!

SPONSORED LINK

こんにちは、ツーリングが趣味の蟻人(アリト)です。

 

2018年11月16日にフルモデルチェンジしたBMWのアドベンチャーバイク、『F750GS』『F850GS』。

 

ムルティストラーダに乗る身としてはアドベンチャーモデルが新しくなると気になってしまいます。

 

ディーラーに『F750GS』の試乗車があるらしいので乗ってきました。

 

 

BMW F750GS

最初に簡単にバイクについて紹介します。

 

F750GS/F850GSはアドベンチャーとかマルチパーパスと呼ばれるカテゴリのバイクです。
舗装路だけでなくダートも難なくこなす、道なき道をどこまでも駆け抜けていくイメージのバイク!

アドベンチャーカテゴリのバイクは世界的に大人気で各メーカーが力を入れてしのぎを削るジャンル、その頂点にいるのがBMWのGSシリーズです。

GSMシリーズはR1250GS、F750GS/F850GS、G310GSとラインナップされてます、今回乗ったF750GSは中間のミドルクラスにあたります。

 

F750GS/F850GSは数字は違いますがどちらも853ccの排気量の同じエンジンを積んでます。
出力特性を変えて差別化をおこなっているようです。当然850GSのほうがパワーが高いです。

そしてオンロードタイヤを履いた750がオンロード寄り、ブロックタイヤを履いた850がオフロード寄りのセッティングになっています。

 

F750GSを試乗しての感想

今回試乗したのはオンロードよりのF750GS、更に3種類ある”ベース”、”スタンダード”、”プレミアムライン”の中で一番の売れ筋であろう”スタンダード”です。

 

タイトルに初めての大型バイクにもオススメと書きましたが試乗してそう思った理由を書いていきます。

ローシート装着で抜群の足つき

BMWのGSと言えばオフロードも走るために足つきが悪いイメージがありますし、実際足つきの悪いモデルばかりです。
F750GSもベースとプレミアムラインはシート高が815mmとこういうカテゴリのバイクにしては低いですがそれでも人を選ぶ高さです。

ですが”スタンダード”は標準でローダウンとローシートが装備されていてシート高が770mmとかなり低くなっています。
教習車にもなっていて殆どの人がまたがったことがあるHONDAのCB400SFのシート高が755mm(2019モデル)ですので、F750GSスタンダードのシート高がかなり低いことがわかると思います。

そして実際に跨った写真がこちら、

身長173cm、体重65kgの蟻人が跨ってかかとまでベッタリついて膝が曲がる余裕まであります。
GSという名前からくるイメージとは違って相当フレンドリーなシート高となっているのがわかってもらえると思います。

身長が150cm代の人でも乗れるレベルです。

 

GSなのに足着きに不安がほぼ無い、立ちゴケの心配が少ないというのが初めての大型としておススメする理由の一つです。

 

安全装備、快適装備も充実

いざという時についてて安心のABSやトラクションコントロールはしっかり装備されてます。

そして快適装備も充実。

クラッチレバー入らずのシフトアシスト。

 

 4種類のライディングモード

f:id:arito3:20190201062602j:image

ミドルクラスにもここまで充実した装備がついているのがBMWらしいです。

電子制御のたぐいは無いよりはあったほうが絶対に良い。
特に初心者の方にはついている方が安心です。

 

手の内に収まる感じの扱いやすさ 

ディーラーの試乗車なので街中を15分ほど乗っただけで、ワインディングやダートを走ったわけではないです。
限られたシチュエーションしか試してないですがスゴイ扱いやすいバイクだと感じました。

 

エンジンは57 kW (77 PS) / 7,500 rpmと決してハイパワーではないですが遅すぎることはないです。街中なら十分車をリードすることはできます。
ライディングモードを”DYNAMIC”にすれば2気筒らしい鼓動感も感じられて楽しいエンジンに、”RAIN”にすれば濡れた路面でも安心できる穏やかな特性にとけっこう万能なエンジンですね。

 

フロント19インチのタイヤですが素直なハンドリングで意図したようにしっかり曲がってくれます。
視線を向けた方向に素直に向きを変えていく感覚はBMWのバイクの優れている点ですね。
きっちり操作してあげないとちゃんと曲がってくれないドゥカティとは大違い。(そこがドカの楽しいところですが)

 

BMWに乗ると運転が上手になったと錯覚してしまうとよく言われますが、F750GSもしっかりその特徴を受け継いでいると感じました。

 

液晶メーターは十分見やすい 

試乗車にはオプションの液晶メーターがついていました。(850は標準装備らしい)

写真で見返してみるとかなり映り込みの激しい液晶に見えます。

ですが実際には映り込みは気になりません。

写真の時間を見てもらえればわかりますが、夕暮れ前の16時半に試乗しました。ですが液晶が見にくいとは全然感じませんでした。

速度などの表示はきれいでとても見やすいメーターでしたね。

最新のバイク感が出るのでぜひ選びたいオプションです。

 

まとめ

F750GSはBMWらしく走る、曲がる、止まるが高い次元で纏まっています。
ほんと完成度が高くて欠点と言えるものがないですね。

そして”スタンダード”は足つきも良いというから付け入る隙がありません。

最新の電子制御も満載でまさに鬼に金棒状態です。

 

このタイプのバイクなら急に道路工事の砂利道に遭遇しても安心して通過できるのが良いです。レーサータイプに乗っていると砂利道はドキッとします。
どんな道でも安心してられるので初めて大型バイクに乗る人にはほんとにオススメです。

そしてGSのスタイルに憧れているけど足つきの心配で買うのをためらっている方には心配ないですよと声を大にして言いたいです。

GSのデザインが気に入っている方には間違いなく買いです。

バイクは見た目で選ぶ派の蟻人でした。

それでは。