こんにちは、蟻人です。
愛媛マラソンに出る選手の特典の一つとして道後温泉入浴券がついてきます。
去年はこれを利用して松山に住んで20年以上経って初めて『道後温泉本館』で入浴してきました。
このチケットは道後の3つの湯のいずれかを利用することができるので、今年は本館ではなく『道後温泉別館 飛鳥乃温泉(あすかのゆ)』に入って来ました。
せっかくなのでね、去年とは違う施設に行きました。
道後温泉別館 飛鳥乃温泉(あすかのゆ)
保存改修工事をする道後温泉本館に代わる施設として2017年12月27日にオープンした道後の新らしい温泉施設。
聖徳太子が道後温泉に病気療養に訪れたゆかりにちなんで飛鳥時代のイメージの建物です。
歴史を感じさせる本館の古い建物と違ってまだまだ新しくて綺麗です。
建物前の広場も噴水があったり椿の森と名付けられた場所があったりインスタ映えする写真を取りたくなる場所がそこかしこにあります。
道後温泉本館の楽しみ方と言えばお風呂に入ったあとに2階の大広間でお茶と茶菓子をいただきながらゆっくりする事。
ですが本館は改装工事中なのでお風呂に入ることしかできません。
飛鳥乃温泉では今本館でできないお風呂上がりに広間でゆっくりすると言う道後温泉での楽しみ方も行うことができます。
本館より高めの料金
入浴料金は1階のお風呂に入るだけで大人610円と本館より約200円高い設定。
その為か施設の広さに対してお客さんの数は少なめに感じました。
ちなみに僕が使った愛媛マラソン特典チケットだと1階浴室しか利用できません。
追加料金を払うから2階も利用したいといういことも出来ないのでご注意を。
ゆったり入れるお風呂
「飛鳥乃温泉」の1階浴室は霊峰石鎚山の壁画に囲まれた広くてゆったりした造り、目隠し多めですが露天風呂も楽しめます。
お湯は無色透明で本館と同じ全国的にも珍しい無加温・無加水の源泉かけ流しの温泉。
熱湯が苦手な僕でも入りやすい温度、30分に一度の頻度で壁面タイルにプロジェクションマッピングの演出があるので長〜く浸かっていられます。
備え付けのシャンプーやボディソープ、貸しタオルもあるので体一つでオフトに入ることも出来ます。(本館は石鹸さえなく持参するか購入しないといけない)
改修工事中で「神の湯」しか利用できなくて人も多く、正直狭い本館と違ってゆっくりとお風呂を楽しめました。
道後温泉本館の今の姿
近くなので本館の方にも立ち寄ってみました。
昨年訪れた時は正面入り口が垂れ幕で塞がれていたくらいで建物の全体は見ることができました。
今訪れてみると正面は垂れ幕のデザインが変わっているくらいです。
が、後ろ側は工事用のシートで包まれています。
シートには道後温泉の伝説にある白鷺が描かれています。
近くにある「空の散歩道」から見ると高いところから眺められて全体がよくわかります。
左側には手塚治虫の「火の鳥」が描かれてます。
後ろ半分がすっぽり覆われているのがわかりやすいです。
周辺をぐるっと回ってなにが描かれているか見るのもたのしいです。
ある意味、今しか見られない本館の姿です。
お風呂は去年と同じく1階の「神の湯」のみ入ることができます。
工事中でもやはり本館のほうが人気で人も多く入っています。
お風呂でゆったりするなら飛鳥乃温泉
飛鳥乃温泉はまだまだ新しくて建物も綺麗、現状狭くなっている本館と違ってお風呂も広くてゆったりできます。
マラソン走行後に道後の湯で疲れを労いたいのなら飛鳥乃温泉が良いですね。
もちろん両方を楽しむのも有りです。
その場合は料金の高い飛鳥乃温泉をチケットで入って本館をお金を払って入るか、本館をチケットを使って飛鳥乃温泉でお金を払い2階大広間も楽しむか。
愛媛マラソンを走りに来たならチケットを使わずに帰るのはかなりもったいない、どう使ってもいいので時間を作ってぜひ道後温泉には入ってもらいたいです。
それでは。