昨日コーヒーの産地の違いについて僕が思っていることを記事をアップしたところ、こうたさん(id:kota_uni)にブクマとTwitterでこのようにコメントいただきました。
コーヒーは酸味少な目で苦味が感じられるのが好みです。そういうのは産地で決まるんですかね。それとも焙煎で決まるんですか? / “生産国ごとのコーヒーの印象 - ありろぐ” https://t.co/PImNaCz63m
— こうた@はてなブログ (@kota_uni) September 6, 2017
コメントに気づいたのが朝起きてからだったので、これはお返事を書かないとと思ったのですが、すでにオリティエさん(id:coffeeroast-oritie)がこのようにお返事をされていた後でした。
基本的には焙煎度合が深くなると苦くなります。が、豆の特質で、焙煎を深くしてもあんまり苦くならないものもあれば、軽めの焙煎でもしっかりと風味が出るものもありますね。
— コーヒーロースト オリティエ (@roast_oritie) September 6, 2017
プロの方に返答をいただきまして恐縮のいたりです。
普通なら繋がることがなかったであろう方々と繋がりを持つことが出来てブログをやって良かったなと思う次第です。
ただのコーヒー好きの意見ですのでプロの方からすれば笑ってしまうような内容かもしれませんが、自分の意見を自由に発信できるのがブログのいいところだと思っているので、これからも変わらず発信していきます。
あまりにもおかしい意見であれば間違いを指摘してくれると嬉しいです。
苦いコーヒーが好きな方へ
プロの方にお答え頂いたあとでなんですが、僕の意見も述べさせてもらいます。
苦いのがお好きなら焙煎が深いのを選ばれる方がいいです。
焙煎が深くなれば酸味も少なくなっていきます。
同じ豆の焙煎度違いを試し飲みした時は、中煎りはミルクチョコの風味だったのが中深煎りはビターチョコに感じました。
焙煎の違いでこんなに変わるのかと感嘆した経験でした。
インドネシアの豆は中煎りがメインのお店でも深煎りで販売されている事が多く深煎りが合う豆なんだろうなという印象です。
個人的にはケニアの深煎りが好きですね。中煎りのときの酸味の効いた味わいも好きですが、グレープの風味を持つケニアを深煎りにした時のフルボディの赤ワインのような風味がとても好きです。
美味しい苦味と不快な苦味
以前の僕は苦いコーヒーが苦手で砂糖とミルクをたっぷりいれないと飲めませんでした。
スペシャルティコーヒーを飲むようになり、たくさんコーヒーを飲むようになってから苦味のあるコーヒーも飲めるようになってきました。
どんな店に行ってもとりあえずブラックで飲みはじめます。
僕が感じるコーヒーの不快な苦味は口の中がイガイガするような苦味です。焦げたような不快な苦味を感じたときはとても残念な気持ちになります。
豆のいいところが苦味で殺されているなと感じます。
逆に僕が美味しいと感じる苦味はビターチョコやダークチョコを想わせる苦味です。苦味とともに甘さも感じさせてくれます。
焙煎が深ければ深いなりに絶妙な苦味だとアフターテイストが心地よいです。
コーヒーはいろんな楽しみ方があっていい
僕はシングルオリジンのそれぞれのコーヒーの風味を感じたいので中煎りの豆を好んで飲んでいます。抽出もコーヒーオイルが楽しめるフレンチプレスが好きです。
苦くないとコーヒーじゃ無いと言う人もいれば、なんでもいいよという人もいる。
ドリップで心を込めて淹れるという人もいれば、コーヒーメーカーでスイッチ一つで淹れたのでいいという人もいる。
いろんな意見があって人それぞれにコーヒーの楽しみ方がある、多様性があるのがコーヒーの良いところです。
イタリアのエスプレッソ文化、アメリカのセカンドウェーブやサードウェーブ、日本の喫茶店文化、最近ではオセアニア系コーヒーなんてのも日本に入って来ているみたいで、アルコール以外でここまで多様な文化がある飲み物はコーヒーぐらいじゃないでしょうか。
こうじゃないとダメだみたにな決めつけずに、いろんなコーヒーを楽しみたいと思います。その結果意見が変わるかもしれませんが。
みなさんもたまには冒険してもいいと思います。新たな発見がありますよ。
それでは。