寒くなってコーヒーをがぶ飲みしてしまう蟻人です。
先日開催されたワールド バリスタ チャンピオンシップ 2017で丸山珈琲の鈴木バリスタが準優勝されました。
とても素晴らしいことで本当におめでとうございますとこの場で言わせていただきます。
まあ知り合いでもなんでもないんですけどね。
さてそんな素晴らしいバリスタを擁する丸山珈琲ですが、扱っているコーヒー豆も素晴らしいものばかりなのはコーヒー好きなら周知の事だと思います。
コーヒーの味はもちろん素晴らしいのですが、価格もそれに比例してか庶民が気軽に飲むには少々お高いんですよね。
通常のシングルオリジンで100gが800~1000円しますし、ゲイシャ種やCOE入賞豆にいたっては100gで3000~5000円もします。
そんなちょっとお高い丸山珈琲ですがデイリースペシャルティというリーズナブルなシリーズがあります。
いつもはシングルオリジンしか買わないのですが、先日試しに買って飲んでみましてヤバイくらいに美味しかったのでみんなにおススメしたいと思い記事を書きます。
デイリースペシャルティシリーズとは
特徴は
通販ページからまるっと引用します。
2017年秋に誕生した新たなシリーズ「デイリースペシャルティ」では、“スペシャルティコーヒーをもっと日々のご家庭で”というコンセプトのもと、ブレンドコーヒー4種と旬のシングルオリジンコーヒー1種をご用意しております。
こちらは、500gサイズのみでの販売、リーズナブルな価格帯のシリーズとなっています。
ブレンド4種とシングル1種の計5種類のラインナップになっています。
デイリースペシャルティシリーズのブレンド4種類の内訳は、
- 浅煎り ドゥルセ
- 中煎り セロ
- 中深入り クレモーソ
- 深煎り カラメロ
と焙煎度合いに応じた物になっています。
シングルオリジンコーヒーはその豆ごとの風味特性を味わう為に浅煎りから中煎りで焙煎される事が多く、丸山珈琲でもシングルオリジンは中煎りが1番多いのですが、このデイリースペシャルティは多くの人に飲んでもらいたいのでしょう深煎りや中深も選べるようになっていて深煎り好きの人も楽しめるようになっています。
沢山飲める内容量
”日々のご家庭で”というコンセプト通り内容量は500gのみとなっています。
一般的にドリップコーヒーの1杯の豆使用量が10gと言われているので、約50杯分の分量ということになります。
350mlのフレンチプレスなら1回で約16g使うのでその場合は約31回分となります。
毎日飲んでも1ヶ月は保つくらいの分量になっています。
安い価格
浅煎りドゥルセが2160円(税込)、中煎りから深煎りまでが1998円(税込)となっています、約2000円ですね。
500g入っているので100gに換算すると約400円です。
シングルオリジンの半額で買えてしまいます。
ドリップ1杯に豆を10g使うとすると1杯あたりの価格は40円です。スペシャルティコーヒーとしてはありえない位安いです。
気軽に毎日飲むことができる価格になっていますね。
浅煎り ドゥルセを買って飲んでみた
でかいパッケージ
商品が到着して袋から出した時の最初の一言は「デカッ!!」でした。
比較に100gの袋と並べてみましたが、500gの袋の大きさが際立ちます。
いつもコーヒー豆を置いている棚には入らなかったので別の場所に置く必要がありました。
袋の中身を見ると浅煎りの綺麗な茶色をしたコーヒー豆が見れます。
「何やってんの?」って感じで猫が写ってますが、気にせずブログに使用します。
ブログ用写真を撮っていて猫が邪魔しにくるのも猫飼いブロガーの悩み?です。
飲んでみた感想は
雑味のない非常にクリーンな味、そして浅煎りのわりにとっても甘みを感じます。
ドゥルセとはスペイン語で『甘い』という意味だとホームページで書かれていますがまさにその通りの味わいです。
控えめに言って素晴らしく美味しいコーヒーです。
リーズナブルなシリーズの豆だとはとても思えないクオリティのコーヒーで、何も言われずに飲んだら通常の豆だと思ってしまうでしょう。
ちゃんと新鮮な豆を使っている
新鮮な証拠に下の写真を見てみて下さい。
到着してから1週間ほど過ぎた豆にお湯を入れた所なのですが、コーヒーの液体、豆、泡の3層にしっかり分かれている事が確認できますね。
焙煎から日が経っていない新鮮なコーヒー豆はガスが派生しているのでお湯を注ぐと泡の層ができるんです。古くなった豆はガスが抜けきっているので泡の層ができません。
デイリースペシャルティシリーズの安さの秘密に売れ残った豆を使っているのではないかと穿った考えをしていたのですが、コーヒーを淹れてみてしっかりガスが出ていのをみて間違った考えをしていたと反省です。
僕は心が汚れてしまっていますね。
丸山珈琲のデイリースペシャルティシリーズはお求めやすいリーズナブルな価格にする為だからと言って、けっして手を抜いたりすることなく美味しいコーヒーを提供してくれてます。
まとめ
安さだけを求めたならもっと安いコーヒー豆はいくらでもあります。
でもそれらの豆はほとんどが安かろう悪かろうですね。
どこのコーヒーとは言いませんが正直言って美味しくないコーヒーであることがほとんどです。
しかしデイリースペシャルティシリーズはかなりお手頃価格なのに味については妥協が見られません。
ここまでのクオリティのコーヒーをこの価格で提供してくれることは本当に驚きです。
丸山珈琲のコーヒー豆は高いのですが、価格に見合う品質の美味しいコーヒーだって事はわかっていました。
ですが毎日ガブガブ飲んでいるとコーヒー代だけで月に何万円も使うことになってしまう。
そこで僕は日頃飲むコーヒーは安い物を飲んで丸山珈琲はハレの日のここぞという時に飲む、そんな使い分けをしていました。
正直日頃飲むコーヒーについては味を妥協していました。
でもこれからは日頃飲むコーヒーをデイリースペシャルティシリーズにすることで、味に妥協することなくお財布にも優しいコーヒー生活が遅れそうです。
自宅で豆からコーヒーを淹れてるよという方には是非試してもらいたい一品です。
それでは。