蟻人は7匹の猫とともに暮らしていたのですが、
そのうちの最年長の一匹が2016年1月31日18時に天国に旅立って行きました。
原因は糖尿病です。
その子は12才6か月だったので、飼い猫としては早い旅立ちでした。
(右側の子です)
猫とはいえ一緒に暮らしてきた家族の死はやはり悲しいものです。
ペットの死はこれが初めてではなく今まで何匹も送ってきたのですが、何度経験してもかなりの喪失感に包まれます。
今までは奥さんの実家の土地に簡単なお墓を作ってそこに土葬していたのですが、
今は離れて暮らしていて埋葬するような土地もないので、初めて火葬をしました。
今回はペットの火葬についてです。
ペット火葬の方法は
僕が子供のころであればペットを火葬するなどとても考えられませんでしたが、今の時代はGoogleで検索をすればペットを弔ってくれる業者はすぐに何社も見つかります。
火葬については独自の霊園を持ちしっかりとした火葬場がある所と、
車に火葬炉を積んだ火葬車で出張してくれる所があります。
火葬場は山奥にあることがほとんどでそこに行くまでが大変です。
火葬車で出張してきてもらう場合はどこで火葬してもらうかが問題ですね。
ペットの火葬はそれなりに時間がかかります。
僕の場合は猫で40分かかりました。(僕は火葬場でした。火葬車だともっとかかるかもしれません、火力低いでしょうし)
猫で40分かかるので犬で大型になるともっと時間がかかります。
その間ずっと火葬車を停めてないといけないので、自宅が一軒家で大きな駐車場があるならいいけど、マンションの駐車場は住民の理解と許可がいるでしょうし、路上などもってのほかです。
それぞれ一長一短あるので、個々の事情でどちらにするか決めればいいと思います。
火葬の種類と料金
料金は火葬の種類とペットの種類や大きさで変わる場合がほとんどです。
当然ペットが大きくなればなるほど料金が上がります。
火葬の種類は、合同火葬、一任個別火葬、立合個別火葬などがあります。(火葬車の場合は必然と個別火葬になりますね)
料金は、
合同火葬<一任個別火葬<立合個別火葬
と右にいくほど高くなります。
合同火葬は他の家のペット複数と一緒に火葬し埋葬されるのでお骨は帰って来ません。お骨は帰ってこなくていいという方もできればこの方法は選んで欲しくないですね。遺体が業者でどのような扱いを受けているのかわかりませんから。乱暴な言い方をすればこの方法は大事なペットの遺体を燃えるゴミに出すようなものだと思います。論外です。
一任個別火葬と立合個別火葬の違いは、大きくは骨壺に収めるのを業者にしてもらうか自分達でするかですね。先ほども書きましたが業者にどんな扱いを受けるかわからないので、余程時間が取れない場合以外は立合いましょう。その後お骨をもって帰るなり納骨堂に収めるなりは好きにすればいいと思います。(僕は持ち帰りました)
料金は猫の場合は立合個別火葬でどの業者でも2~3万円位です。家庭のお財布事情にもよるでしょうが、愛する家族の最後だと思えばけして高くないと思います。
最後に
うちの奥さんは今まで飼っていた犬や猫が亡くなったときは、仕事も手につかない状態を1週間以上引きずったりしていましたが、
今回葬式まではしてませんが人間と同じように、簡単ながらお経をあげて火葬し骨を拾う事で、死をしっかりと受け止める事ができて良かったと言ってました。
愛する家族が亡くなるのは、たとえペットとはいえとても悲しいことですが、
前に進むためにもしっかりと死を受け止めるのに人間と同じように火葬し弔うのはとてもいい方法でした。