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【イヌ・ネコを飼うなら】そうだ、譲渡会に行こう【ペットショップに行く前に】

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イヌやネコを新しく家族として迎えようと思った時に、ほとんどの人はまずペットショップに行くと思います。 

 

僕は ペットショップに行く以外の選択として今日は譲渡会を勧めます。

 

 

 

品種のこだわりがないなら

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譲渡会にいるイヌネコはほぼ雑種です。

ごくたまにブリーダー崩壊が起こったときなどに雑種ではないイヌもしくはネコが保護されて譲渡会にいることがありますが、ホントごく稀です。

 

なので飼うにあたり「この品種じゃないと」みたいなこだわりがない、雑種でも良いよとお考えなら一度譲渡会に足を運んで見て下さい。

 

イヌのいる生活、ネコのいる生活に純血種や血統書付きと雑種に違いは無いですよ。

 

ネコは特に雑種でも関係ないと考えます

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イヌの場合は小型犬や大型犬など品種で違いが大きいので、雑種だと困るという方の気持ちもわかります。

 

でもネコの場合、品種の違いは主に毛色が違うぐらいで、大きさに違いはそれほどありません。
大型犬のような大きさのネコだとそれはもはやトラとかの猛獣のレベル、普通の家では飼えない。

 

ネコは毛色で性格が違うと言われてますが、飼い主の接し方の方が性格に与える影響は大きいです。
人に懐きにくいと言われる毛色でも、接し方次第でいくらでも人懐っこい性格になります。

 

ネコの場合は品種によるサイズの差が少ないので雑種でもいいと思いますよ。

雑種は病気などにも強いですし。

 

 

大事なことなので何度もいいます、品種にこだわりがないなら譲渡会にいるイヌネコを見に行ってください。 

飼うにあたり特に決まった品種が無いなら行ってほしいのです。

 

譲渡会はどこでやってるの

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都道府県の保健所が開催するものや、民間のNPOやボランティア団体がやっているものなど色々あります。

 

『イヌネコ 譲渡会 〇〇(県名)』と検索すれば大体でてくると思います。

 

それぞれお住いの地域の近くで開催されていないか調べて見て下さい。

 

譲渡会でかかる費用は

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ペットショップに行くとイヌネコに値段が付いていますよね。何万とか何十万とかしてます。

 

譲渡会の場合はイヌネコに対して値段なんて付いてません。
当たり前ですが売り物じゃないので、ただ家族とのマッチングの場なだけなので、個体に対してはお金はいらないです。

ひらたく言えばタダです。

 

ただしイヌネコを保護して譲渡会に連れてくるにあたり、病院で血液検査や初期のワクチン接種をしている場合がほとんどです。
譲渡のときに掛かった病院代を新しい里親さんに負担してもらう会が多いです。

この病院代はだいたい1万円ぐらいでしょうか、譲渡会に行ってもこのぐらいは費用がかかると思っていたほうがいいです。

 

「何だよ、譲渡会なのにお金を取るのかよ」と思うかもしれませんが、拾ったり友人から貰ったりしたとしても検査とワクチン接種は必須なので、譲渡会以外でイヌネコを飼う事になっても病院代は必要なお金です。
ペットショップで買うにしてもすでに接種したワクチン代は当然料金に上乗せされてます。

 

いずれにせよ掛かる費用なので、ボランティアさんの負担軽減のためにも譲渡会でも費用がかかることは理解しておいて下さい。

 

 

保護犬カフェ、保護猫カフェという選択も

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イヌやネコと触れ合いを楽しむドッグカフェや猫カフェの中には、保護犬や保護猫とお店の中で触れ合ってもらい気に入った子の里親になって引き取ることができる保護犬カフェ、保護猫カフェというものもあります。

 

譲渡会だと大体はケージのなかにいるイヌネコを見るだかしかできないのですが、こういうカフェなら部屋の中を動き回る姿を見ることもできまし、おもちゃなどで遊ぶこともできます。

じっくり見て触れてから決めることができるので相性のいい子が見つかるかも。

 

譲渡会は主に土日にやっていることが多いのですが、カフェなら平日もやっているので土日に休めないサービス業の人にも里親になれる機会があるのもポイントです。

 

全国どこにでもあるものではないですが、家の近くに保護犬カフェ、保護猫カフェがないか調べて見るのもいいかも。

 

殺処分ゼロへ

平成28年度で日本全国で約5万6千頭のイヌネコが殺処分されている現実があります。

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(画像引用:環境省_統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」 [動物の愛護と適切な管理]より)

 

年々処分数は減って来ており、5年前の平成23年度は約17万5千頭処分されていた事を考えると保健所の職員や動物愛護団体の方の努力が実を結んでいるのだとおもいます。

しかし、まだ5万頭も殺されています。

 

譲渡会で里親になるという行為はこの殺処分されるイヌネコを救う事になります。

 

僕はペットショップでイヌネコを買うのを完全否定はしませんし、飼いたい品種が決まっているならペットショップに行くしかないです。

でもそこまで強いこだわりがないのなら譲渡会で里親になるという選択をしてもらいたいのです。

殺処分ゼロが実現できたらとても素晴らしい事だと思うので。

 

 

タイトルに入れた”ペットショップに行く前に”と言う言葉はこちらのサイトから引用しました。

「ペットショップにいくまえに」

こちらのサイトも一度読んでみたください。