先日からChromebook購入をどうしようかずいぶん迷っていた訳で、無難に日本で買うのかアメリカから個人輸入しようかというところで決めあぐねていました。
それぞれメリットとデメリットがあるわけで考えを纏めるためにこんな記事を書いたりもしました。
だらだらと迷っていたわけですが、ついに決めました。アメリカAmazonから買うと!
理由はこっちのほうがやっぱり安いからという事と、購入経験をブログに書こうという事です。
実際に注文してみて難しそうという不安は杞憂でした。注意点はいくつかありますが日本のAmazonに注文するのと変わらない簡単さでした。
今回は僕の購入手順を使ってアメリカAmazonからの買い方をお送りします。
画像も多く縦に長いので調べたい項目がある時は目次を活用して下さい。
- はじめに.アメリカAmazonから日本に送ってくれる商品の見分け方
- 1.アカウント作成
- 2.買い物してカートに進む
- 3.送り先住所入力
- 4.配送オプション
- 5.支払いクレジットカード入力
- 6.最終確認画面
- まとめ
はじめに.アメリカAmazonから日本に送ってくれる商品の見分け方
全ての商品をアメリカAmazonが直接日本に送ってくれるわけではありません。
送ってくれる物と送ってくれない物があります。
同じカテゴリ(ラップトップPCなど)の中にも送れる送れないがあってその違いは謎なのです。
まず肝心の送ってくれる商品の見分け方です。
日本のIPアドレスからアクセスすると商品ページの値段の下のあたりに書いてあります。
"This item ships to Japan"と書かれている商品は日本発送可能です。
"This item does not ship to Japan"と書かれていたら残念ながらAmazonは直接日本には送ってくれません。
日本に送ってくれない商品もスピアネットなどの転送サービス会社を使えば日本に送る事も可能ですが、今回はそれは解説しません。と言うか僕もまだ利用したことはないので解説できません。
見分け方のポイントとして欲しい商品が”ships to Japan”と書かれているかです。
1.アカウント作成
まずは会員登録です。
"Start here"をクリックして会員登録画面に進んで下さい。
登録画面がこちらです。
英語表記なだけで日本のAmazonと変わらないので難しくないと思います。
"your name"にアルファベットで名前を入力、名前が"松山 太郎"なら"Tarou Matsuyama"という感じですね。
メールアドレスがアカウントIDになるのも日本と一緒です。
パスワードは6文字以上となっています。
全て入力して"Create your Amazon account"をクリックすれば登録完了です。
ちなみにアメリカAmazonのアカウントはカナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインとも共用されていますのでこれらの国でも利用できます。
2.買い物してカートに進む
画面レイアウトが日本と一緒なので買い物は迷う事はないと思います。
買う商品をカートに入れ終わったらいよいよ決済画面に進みます。
"Proceed to checkout"をクリックすれば決済画面に進みます。
3.送り先住所入力
1番肝心な届け先の住所入力です。
当然ですが国際便なので入力がアルファベットで記入しなければなりません。これが難しく感じさせるところです。
架空の住所での記入例です。
自分の住所に当てはめて記入の参考にして下さい。
●〒123-4567
●愛媛県松山市伊予町1-2-34 黒猫荘101号
●松山 太郎
●TEL: 090-1234-5678
↓
●Full Name: Tarou Matsuyama
●Address Line1(町名): 1-2-34 Iyo-chou
●Address Line2(部屋番号,マンション名): 101 Kuroneko-sou
●City(市町村): Matsuyama-city
●State/Province/Region(都道府県): Ehime
●ZIP(郵便番号): 123-4567
●Country(国): Japan
●Phone Number(電話番号): +81-90-1234-5678
都道府県から入力する日本と違って、住所の細かい箇所から記入するのが注意するポイントですね。
電話番号で(81)というのは国際電話での日本の番号の事です。携帯電話でも固定電話でも最初の(0)を省略して(81)を記入すればOKです。
実際のところアメリカの人にとっては”日本に送る”と言う事が分かれば良いので、CountryのところがJapanになっていればとりあえず日本には送られてきます。
日本に送られてくれば後は日本の業者さんが住所を見て届けてくれるので、町名などの細かい住所は日本の人が読んで理解できれば大丈夫。そんなに難しく考える必要はありません。
住所が記入できれば下の方にある"Continue"をクリックで送り先の入力は完了です。
Security access codeとかほかにも記入する項目がありますが記入しなくても大丈夫です。
4.配送オプション
次に配送オプション(Shipping option)の選択画面になります。
赤枠の箇所でオプションを選択します。
上が送料が安いが届くのは遅い、下になるほど送料が高くなるが早く商品が届くようになります。
画像を詳しくみていただければわかりますが、1番早いものと遅いもので2週間の差があります。
急いで欲しいならお金を多く払う、急いでないなら安く済ますという使い分けができます。
僕の場合ですが1番安いオプションで送ってもらいました。
画像では12月14日着予定と書かれてますが、実際は12月6日に届きました。
トラブルが無ければ書かれている日より早く届くようです。
急いでなければ1番安いオプションで良いと思います。
5.支払いクレジットカード入力
ここまでくればあと少し、代金の支払い方法の入力です。
日本からの購入ならクレジットカードで払う事になります。
カード情報入力画面がこちらです。
"Name"にカードに記載されているローマ字の名前を入力。
"Card number"にカード番号をハイフン(-)やスペースを使わずに入力。
"Expriation data"は有効期限の事です。カードに記載されている期限をプルダウンで選択して下さい。
ここは日本での購入時と一緒なので特に難しい事はないと思います。
5-1.購入時の通貨の選択
VISAかMasterCardを使用する場合ですが、支払い時に日本円で決済するかその他の通貨で決済するかを選択する事ができます。
・My card is Japanese Yen(JPY) :私のカードは日本円です。
・My card is in a different currency :私のカードは異なる通貨です。
という意味の選択肢になっています。
理由は後述しますが殆どの場合で現地通貨で決済する方が手数料の関係で安く済む結果になることが多いです。
ですのでここは"different currency"を選択してプルダウンメニューから現地の通貨(アメリカAmazonならUSD)を選択しましょう。
ここで現地通貨を選択しても後で変更ができるのでそんなに悩まなくても大丈夫です。
6.最終確認画面
いよいよ最終確認画面になります。
この画面でも配送オプションや支払い通貨の変更などできます。
住所などの入力に間違いがないかしっかり確認してください。
支払い総額も確認しましょう。
"Items"が商品代金、"Sipping & handling"が送料です。
"Import Fees Deposit"という項目で料金がかかっていますが、これは関税等前払金の事です。
海外からの輸入の際は関税等が発生した場合、荷物を受け取る時に着払いで支払う必要があります。
Amazonの場合は先に請求する事でこれ以上の支払いがないようになっています。
また余分に払っている場合は後ほどクレジットカードに返金があるようです。
確認できましたら"Place your order in ~"のボタンをクリックして注文確定です。
さてここで1番大事なポイントは支払い通貨の確認と切り替えです。画面の右側に注目です。
6-1.現地通貨と日本円の支払、現地通貨払いが安い理由


同じ商品のドル払いと日本円払いを切り替えた画像を並べてみました。
"Selected payment currency"のボタンで支払い通貨を選択できます。
ドルだと$499.34で日本円だと57,870円となっています。
為替レートに注目していただきたいのですが、
Amazonでの両替の為替レートが下に表示されています。
1ドル=115.89円となっています。
ヤフーファイナンスでこの日の為替レートを調べてみましたが、
1ドル=111.53円となっていました。
Amazonでの両替レートが4円ほど高い事になります。
これはAmazonでの日本円払いを選択すると両替手数料が約4%必要なためです。
クレジットカードの両替手数料は大体の会社で1.6%に設定されているので、支払金額を安くあげる為にAmazonにはドルで払ってカード会社に両替手数料を払うようにするのが良いことがわかります。
実際のカード会社からの請求金額は、
ご覧の通り、56,918円となっています。
Amazonで日本円払いを選択すると57,870円なので、わずかですが安く購入することができました。
Amazonで決済してからカード会社で日本円の支払金額が確定するまで数日のタイムラグがあります。
その数日の間にもしも2円以上の急激な円安が発生してしまったら、Amazonで日本円で払っていたほうが安かったという事が起こります。
ですが数日でそんな円安が進むことはリーマンショック級の事がない限りは起こらないので、ドル払いをしておく方が安く払えることが多いです。
まとめ
いかがでしょうか、アメリカAmazonからの購入はそんなに難しくないと思えたのではないですか。
押さえてほしいポイントとしては
- 日本発送可能商品か確認
- 住所はローマ字で記入しないといけないが、日本に来てしまえば日本の配送員さんが読むので怖がらなくてよし
- 支払いはクレジットカードで、ドルで払うほうが安く済む
という事です。
日本のAmazonにも並行輸入として海外品が並んでいますが、業者さんの手数料や利益が上乗せされているので全然安くないんですよね。
それなら自分で海外から取り寄せたほうがずっと安く購入する事ができます。
個人輸入なんてやってみるまではちょっとハードルが高そうですが、今回の記事をご覧になればご理解いただける通りAmazonの場合はとっても簡単です。
どうしても欲しい商品が海外でしか手に入らない時はチャレンジしてみてください。