こんにちは、ランニングにドはまり中の蟻人(アリト)です。
運動不足解消が目的でランニングを始めたのでマラソン大会に出るのは年1本だけ、それも冬の大会だけだったのですが、今回思いきって真夏に開催される”愛南マラニック”というランニングの大会に参加することにしました。
今回はその愛南マラニックについてと参加を決めた経緯について綴りたいと思います。
愛南マラニックについて
どんな大会か
愛媛県の最南端、高知県との県境にある愛南町で毎年8月の最終日曜日に開催されているランニングの大会で、今年2024年で3回目の開催となるまだ新しい大会です。
開催が8月の最終日曜日ということでかなりの猛暑のなかを走ることになります。
しかも距離が53kmとフルマラソン超えの距離があるのでかなり過酷な大会です。
その代わりに制限時間は一般的なマラソン大会より2~3時間多い9時間となっているので終盤は半分くらい歩いてしまってもゴールできる設定になっています。
参加定員は500人だったのですが締切を待たずに埋まってしまい、30人追加されましたがこれもすぐに埋まるというなかなか人気が出てきている大会です。
ちなみに2023年の完走率は82.7%となっていて、思ったよりも高いなという印象です。参加者には猛者が多いのかもしれません。
マラニックとは
マラソンは分かるけどマラニックって何?って人の簡単に解説させてもらうと、
マラソン+ピクニック=マラニック
という造語らしいです。
基本はマラソンなので走るのですが、走るだけではなくてピクニックのように景色を楽しんだり、エイドで提供される食事を楽しもうという事で、マラソンよりゆるさを出すために作られた言葉だと思います。
まあこのぐらいゆるさを出さないと真夏にマラソン大会を開いても人が集まらないですよね。
他にもマラニックを冠する大会はあるのでこの大会が造った言葉というわけではないようです。
どんなコースなのか
愛南町の「南レク御荘公園」がスタート&ゴールとなり西海地区の海岸沿いをぐるっとまわるコースになっています。
公式が国内屈指のハードコースと謳っていて、アップダウンがかなり激しく最大標高は200mほどなのですが累積標高は1000mを超えているとの事で、つまりは舗装路とはいえ1000mの山に登山するのと同じだけ坂を上らなければならないと言うことで、謳い文句どおりのハードコースです。
ちなみに蟻人はバイクツーリングで一度この海岸沿いに行ったことがあって、コースの7割くらいはバイクで走ったことがあります。
思い出してみてもあそこをランニングで走るのはかなり厳しいよなと思っております。
見られる景色は
マラニックは景色を楽しもうというコンセプトもあるのでコース中にはたくさん見どころがあります。
ツーリングで行った時に撮った写真で2つほど紹介します。
紫電改展示館
海から引き上げられてレストアされた、先の大戦で使われた戦闘機の実物が展示されてます。
ロマンを感じる男の子が絶対に好きなやつです。
高茂岬
植物が美しく茂る断崖の岬です。
写真を撮ったのが秋だったので植物が枯れ気味の色ですが夏は鮮やかな緑色で茂って綺麗なはずです。
海岸線の長い愛媛には海が見える景色がいい場所はいろいろありますが、僕はここが一番絶景だと思っています。
出走を決めた理由
動画を見た
2023年の大会のゲストランナーが三津家さんだったのですが、彼の大会動画を見て愛南マラニックという大会があるのを初めて知りました。
と同時にとても楽しそうな大会だと思いました。
まあ三津家さんの大会動画はどれもとても楽しそうなんですけどね。
愛媛の大会なのでこれなら出られるよなあ、出たいなあとの気持ちがでてきました。
これが一つです。
夏の走り込みのモチベーションのために
もう一つの理由として、7月8月に暑すぎてどうしても距離を走るのをサボってしまいがちになります。
しかしこの大会に出ることを決めれば完走するために暑くても距離走をしっかりと積むめるのではと考えたからです。
その考えは当たって去年までの夏の休日ランは1日20km程度だったのが、今年は30km走や180分走などをしっかりすることができました。
目標は
まず間違いなく気温30度以上のなか走らないといけない、かつ自分の人生で初めての53kmという長距離!
タイムを競う大会ではないし初めてだらけなのでとりあえず第一の目標は完走することです。
ゴール地点で今年のゲストランナーのSUIさんのスペシャルライブがあるそうなのでこれを聞けるまでにゴールするのが第2目標とします。(何時間でごーるすれば聞けるのか不明ですが)
というかSUIさんも走るはずなのに、炎天下で53kmも走ったあとにライブで歌うなんてどんだけ体力オバケなんだろうか。
最後に
完走できるのか?途中でリタイアしてしまわないか?
初めてフルマラソンを走ったとき以来、久しく感じていなかったドキドキ感でいます。
どういう結果になろうとも参加者の中で一番大会を楽しもうという気持ちでいますので楽しく走って着たいと思います。
それでは。