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飼い猫にインスリン投与をすることになったその後の経過報告

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こんにちは蟻人(アリト)です。 

10匹の猫がいるウチで最年長の”うみ”、血糖値が400オーバーで重度の糖尿病であることが判明しインスリン投与が始まったと以前報告しました。

www.aritolog.com

今回はあれから2ヶ月以上が過ぎてどうなったかのご報告させていただきます。 

 

結果を最初に書きますと血糖値は改善しましてインスリン投与はしなくても良くなりました。

 

 

インスリン投与での血糖値の推移

当初は数値に変化が見られなかった

インスリン投与は投与量(単位で表します)と回数(1日1回か2回)をお医者さんの支持に従って自宅投与します。
そして週一回病院に行って血糖理を検査してもらってその後の治療を決めるという流れでした。

最初は4単位を1日2回投与しましたが血糖値は変わらず、翌週は5単位に増やすも変わらず、次の週は6単位になりましたがそれでも血糖値の改善は見られませんでした。

400〜500の間で高止まりをしていて、お医者さんもなんとか300台くらいまで下がってくれないとと言っていました。

体重的に投与は6単位が限界とのこと(それ以上は低血糖のリスクが大きくなる)なので単位を上げることなく投与を続けることになりましたが、翌週も改善が見られませんでした。

インスリンが体に合わず効いてないのかな?とか、通院のストレスで病院で測る時だけ数値が上昇してるのじゃないのかな?など色々悩みました。

 

急に数値が良くなる

しかしその翌週に一気に変化が現れました。
測定した血糖値がイキナリ100ちょっとになってました。
血糖値の正常値は100〜200らしいのでいきなり正常値に収まる数値が出たのです。

治療の効果が出てきたのでしょうか、お医者さんもいきなりの大きな変化に驚いていたのですが、なぜ変化したのか理由はわかりません。

正常値が出てよかったのですがいきなり投与終了とはなりません、単位を減らしての投与は続きました。

その翌週は85と減りすぎな数値が出たりして、低血糖がちょっと心配になったりもしましたが、うみの体調はよく食欲もしっかりあったので大丈夫でした。
ちなみに体重もちょっと増えて6.7キロになってました。これ以上増えなければいいかなと言う数値です。

 

そして投与不要に

その後も低血糖になることはなく100ちょっとくらいの数値で順調に過ぎていきました。
投与単位も毎週減っていきましてついに4月上旬、自宅投与を始めて2ヶ月ちょっとが過ぎた頃に「インスリン投与はやめて様子をみましょう」ということになりました。

投与を停止して次の週の測定でも正常値だったので、次の計測は1ヶ月後でいいことになったので病院通いも減ることになりました。

このままずっと毎週病院に通わないと行けないのかと思っていたので、金銭的にも肉体的にも(主に奥さんの)負担が減って何よりです。

糖尿病が完治したわけではないですが、とりあえず一安心しました。

 

注射のこと、わかってる

うみは投与はやりやすかったです。

一切暴れなかったですし、インスリン投与の時間が来ると奥さんのもとにやってきて催促するんです。

注射をすると体調が良くなるからなのか、それとも注射前にご飯を挙げていたからなのか理由はわかりませんが時間通りにやってきます。

二人で「賢いね〜」なんて言ってましたが、ホントに投与の苦労はありませんでした。

困ったことが一つだけ、注射前にご飯を上げるのは低血糖になるのを防ぐためですがうみ以外の他の子もその時間にご飯を食べるようになってしまいました。
食事の時間がズレてしまいました、他の子が肥満にならないように気をつけないとです。

 

まだまだ一緒に居れることに安堵

食欲不振、多飲多尿の症状がでて病院に連れて行く決断をした時はどうなるか本当に不安でした。

12月末に一匹天国に送ったばかりなのに続けて送らないといけないのかと真っ暗な気持ちになりましたが、体調が改善して本当に良かったです。
頑張ったうみと頑張ってくれた奥さんに感謝です。

 

一度命の危機を乗り越えたらその後はしばらく長生きできるイメージを勝手に持っているんですけど、うみは今回乗り越えることができたと思うので20歳位までは生きてくれるんじゃないかと楽観的に思っています。

まあどうなるかはわかりませんが、ひとまず安心です。