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話題の厚底ランニングシューズ 『ナイキ ズームフライ』レビュー!走り方が合う人には最高のシューズ!!

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こんにちは、蟻人です。

フルマラソン出走経験は2回ある程度のまあ普通の市民ランナーです。

 

2019年は愛媛マラソンに出走予定でして、レース用シューズが2回大会で使用してちょっとくたびれていたのでこの度新調しました。

 

マラソン用シューズと言ってもメーカーが色々ありますし、初心者用から上級者用まで用途も別れていて種類がホントに沢山あります。

そんななか最近一番話題なのがナイキの厚底ランニングシューズシリーズです。

2018年のシカゴマラソンで大迫選手が日本新記録で優勝した時に履いていた事でも話題になりました。

 

ソールは薄いものというこれまでのランニングシューズの常識を覆したこのシューズ、気になってしょうがない一度履いてみたいということで今回はこの厚底シューズを次のレース用に選びました。

 

トップの人達が使っているのは『ズームヴェイパーフライ4%』なのですが、こちらは価格が3万円ほどしますし、人気のため品薄で未だに入手が困難です。
フルマラソン2回程度のまだまだ初心者ランナーが靴に3万円はさすがに出せないので、ヴェイパーフライの普及版と言える『ズームフライ』を購入しました。

これも1万7千円ほどするのですが、セールで1万2千円ほどとちょっとお得に買えました。

 

実際に練習で使ってみてその凄さが実感できました。
話題になるのもうなずけるシューズだと感じました。
なので本日は『ナイキ ズームフライ』のすごいと感じた所をご紹介します。

 

シューズのレビューの参考として僕のスペックを書くと、フルマラソンは2回経験があり、タイムは2018年の高知龍馬マラソンで記録したネット4時間8分が最高、サブ4を目指しているランナーです。

 

 

ズームフライの外観、重量チェック

ランニングシューズとは思えないくらいのかかと部分の厚さですね。
つま先ぶぶんがツンと上がっているのも特徴で、履いて歩いてみるとわかるんですが前に倒れ込むような感じが強くなります。
つま先をこの形状にしたい為にかかとが厚底になっているように思えます。

 

そして靴の重さなのですが、

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28cmサイズのもので実測が左が”250g”、右が”247g”でした。
厚底の割に重くないというのが印象です。

前に使っていたアシックスのゲルカヤノは27cmで”320g”ありましたから、クッション重視の靴と比べるとやはり軽く作られています。

ゲルカヤノのレビュー記事はこちら

 

走ってみた、いきなりキロ10秒もタイムアップ

届いたその日に早速使ってみました。

使ってみて感じたことは足が軽くなったようによく動くということ。
どんどん足が勝手に前に動いていく感覚です。

 

ペースなどは特に意識せずにいつもの感じで走ったのですが、タイムを見てみてびっくりしました。
キロ4分30秒台が出ていました、しかも3キロに渡って!

直近の練習のタイムと比べると一目瞭然です、キロ10秒はタイムアップしています。

真新しいシューズでテンションが上っていたのは否めませんが、それでも今までならキロ4分30秒台を出したら息が上がって2キロほどでタイムがガクンと落ちていたので、今回はそれがないことから確実にテンション以上にシューズの力でタイムが上がったと考えられます。

 

2回目のランでは14キロほど走ったのですが平均ペースがキロ5分を切ることに成功しました!!

※ちなみに2回目のランからアプリを「Runtastic」からナイキの「NRC」に変更しました(せっかくナイキのシューズになったので)
なので画面が変わってますが、使っているiPhoneは同じなのでGPSによる距離や速度計測に変わりはないと思います。

 

区間タイムを見ても2回目のランもキロ4分30秒が継続できています。
(7キロ地点でタイムが落ちているのは山登りのポイントだからです)

 

10キロ以上のランでキロ5分を切ったのは初めてだったのでかなり嬉しかったです。

 

2回のランで実証されましたが、本当にこのシューズは履き替えるだけでタイムがかなり上がりますね。
前の自分よりも早く走りたい、タイムを伸ばしたいという人にはうってつけのシューズです。

 

サブ4目標くらいでも使える、ただし走り方は選ぶ 

ズームフライはナイキのサイトではサブ3.5以上のランナー向けとされています。

僕はサブ4を目標にしているランナーなので、公式サイトの情報通りならズームフライは僕にはオーバースペックのシューズということになります。

じゃあ使えないかと言えばそういうことは全くなくて、使ってタイムアップを簡単に果たせました。

 

しかしサブ4ランナーには誰でもお勧めかというとそうでは無いと思います。

 

このズームフライは靴の特性を活かそうと思ったら走り方が大事です。

フォアフット走法”という着地時に足のつま先から地面に着く走法が適しています。
フォアフットで走ると跳ねるように前に進んでいきます。

 

日本人に多いとされるかかとから着地する”ヒールストライク走法”だとこのシューズの良さが生かされない、と言うか走りづらくなります。

なのでこのシューズを使うならフォアフット走法を身につける必要があります。

 

僕は今までこういった走法は全く気にしてなかったのですが、このシューズの購入を検討するときにどの走法で走っているのか意識してみたらかかと着地よりつま先着地のほうがかなりしっくりきました。
なのでズームフライを買う決断ができたのですが、買って正解だったのはタイムからも明らかですね。

自分がどんな走法をしているのか分かっていない方は購入前に着地を意識して走って見てください。

もちろん今ヒールストライクで走っているからズームフライが使えないということは無いです。
走法は練習で変えることはできますから、むしろズームフライを履いて練習して走法を変えるという手もあります。

 

フォアフットで走るとふくらはぎの負担がかなり大きいです。
なので走ったあとのマッサージとふくらはぎの筋肉強化のトレーニングは意識してやったほうが良さげだと思います。

 

ズームフライで新記録達成を

ズームフライは履き替えただけでかなりスピードが出るシューズでした。

たまたま僕の走法と合っていたのも良かったのですが購入して大満足です。

 

次回レースは2019年の愛媛マラソンの予定ですが、このシューズならサブ4が達成できそうな気がしてきました。

 

走り方が合わないといきなりは効果が出ないシューズですが、タイムアップに悩んでいる方、気になっている方は1回使って見ることを強くオススメします。

 

いや本当に感動するシューズでした。

 

それでは。