ランニング時にはイヤホンを着けて走っています。
音楽を聞くためと言う理由もあるのですが、最大の目的はランニングアプリで走行距離やタイムなどの音声フィードバックを聞くため。
イヤホンには以前レビューした「TaoTronics TT-BH07」を使用していました。
ですがこちらのイヤホン、長く使っていたのでバッテリーが寿命を迎えてしまいました。
満充電しても1時間しか持たなくなりました。
最低でも4時間以上は電池が持ってくれないとマラソン大会では使えない、というわけで新しいものを購入することに。
以前から気になっていたネックバンドタイプの「Anker SoundBuds Sport NB10」を購入、何度かランニングに使用したのでご紹介します。
はじめに書いておきますがランニングがさらに快適になりました。
Anker SoundBuds Sport NB10
イヤホンジャックの無いBluetoothでスマホと接続するイヤホン、耳掛け式のネックバンドタイプとなっていましてケーブルが首の後ろをまわすようになっています。
仕様製品
1.5時間の充電時間で6時間の連続再生ができます。
マラソン大会での仕様が主目的なのでこのぐらいの再生時間はほしいところです。
防水性能はIPX5レベルとスポーツ中の汗や小雨ぐらいなら濡れても問題ないようになっています。
見た目が重そうですが、製品重量は19gとそこまで重くありません。
前に使っていた「TaoTronics TT-BH07」は14gなので両方を持ち比べるとNB10のほうが重く感じますが、使用していて重さが不快になることはありませんでした。
スペック的にはマラソン使用のために必要なものは満たしています。
同梱品
本体や説明書の他には充電ケーブル、大きさの違うイヤーピース、調整用バンドが付いています。Anker製品によくセットになっているの専用ポーチもあります。
イヤーピースが3種類あるのは前回の「TaoTronics TT-BH07」も一緒でしたので、こういった製品の標準仕様なのでしょう。
耳の大きさに合わせて取り替える事でピッタリフィットして激しく動いても外れないようになります。
使ってみての感想は
音楽を聞く、スマホの通話を取ると言った基本的な使い勝手には全く不満はありません。
再生時間も6時間とマラソン使用に十分ですし、防水性もしっかりあります。
音質については約3000円と言う価格を考えれば目立った音割れなどもないので十分だと思います。
そしてネックバンドタイプにして良かった点それは、
走っていてケーブルがブラブラしない
と言う事なんです、思惑通りなんですけどね。
調整バンドでしっかり頭にフィットさせることでランニングで使用しても全くブラブラしたりしません。
一般的なイヤホンですと顎の下にケーブルを垂らしていても、首の後ろをまわすようにしていても、ランニングなどの運動ではかなりブラブラ動くんですよね、この揺れで気が散ってしまってかなり不快でした。
このイヤホンはこれがない!
ブラブラするものがないので運動に集中できるんです。
たったそれだけのことですがメチャメチャ快適なんです!
スポーツ用途としてはかなり重要なポイントなのだと実感しました。
メガネと合わせて使っても問題なし
耳掛け式のイヤホンで気になるのがメガネとの干渉です。
常にメガネが必須な僕にとってはそこが気になってました。
また日頃はメガネじゃなくても、スポーツするときはサングラスをかけるという人もメガネとの相性は気になると思います。
メガネのテンプルとイヤホンの耳掛けフックが同じ場所を通りますからね、イヤホンが固定されないとかメガネがグラつくとかになったら意味がないですからね。
40代のオッサンの横顔でキレイではないのが申し訳ないのですが、メガネとイヤホンを同時に着けた写真をご覧ください。
メガネとイヤホンの両方を耳にかけていますが、これでランニングをしてもイヤホンもズレないし、メガネもズレません。
このような装着で全く使用上の問題はありません。
メガネとイヤホンの同時使いも全然OKだとお分かりいただけると思います。
ちょっと気になる点
ここまでは褒めてばかりですが、気になるところがいくつかあります。
装着時にボタンが押しにくい
ボタンは右側の上部に3つ並んで配置されてます。
僕の耳の形の所為かもしれませんが、装着している時にボタンが押しにくいんです。
耳の膨らみにボタンが隠れるかんじになっているのです。
爪を立てる感じして押さないといけない感じです。
だから手袋をしていると上手く押せないんです。
ちょっと押すのに苦労する配置です。
イヤホンのサイドに配置するなど出来なかったのかなと思います。
長時間つけていると耳が痛くなるかも
耳にフックで引っかかる形になっていますので、長時間の使っているとこの当たっている部分が痛くなってくるかもしれません。
”かも”と書くのは、僕の場合は飲食店勤務時代に8時間とかずっとインカムを着けていたので、耳フックに耐性があるからです。
ただ僕もインカムを使いだして最初の頃は2時間ぐらいで痛くなっていました。
ですが次第に慣れてきて全く痛くならなくなりました。
耳フックに慣れてなくて痛みがでるという方は、最初は無理して着け続ける必要はないです。
ですが使い続けるうちに慣れて痛くならないようになりますので、あまり心配しなくても良いです。
ランナーに最適なイヤホン
いかがでしょうか、少々気になる点もありますが慣れで解決すると思います。
以前のイヤホンも満足していたのですが走っている時にケーブルが揺れるのが不快で気になってました。
このNB10ならBluetoothによってスマホとつながるケーブルがない快適に加えて、イヤホンをつなぐケーブルの不快な揺れからも開放されます。
ケーブルが無いイヤホンにAppleのAirPodsなども有りますが、完全にケーブルのないタイプは運動で使用すると簡単に外れて無くなってしまうんじゃないかと言う不安があります。
メーカーが簡単には外れないと言っても完全に不安を払拭することはできないです。
そういうふうに考えるとスポーツ用イヤホンはネックバンドタイプがベストな選択だと言えます。
その中でこの「Anker SoundBuds Sport NB10」はコスパもよくとても優れた製品だとオススメできます。
ランニング用でイヤホンをお探しの方にぜひ検討してもらいたいです。
そんなに高くないので一度試してみてください。
ケーブルのない快適さはきっと気にいると思います。
それでは。