タイトルが口汚くてすみません。
今日はちょっと嫌な記憶を記事にするので。
さて今日は衆議院選挙の投票日ですね。
選挙とかって時期になると思い出す事が一つあります。
政治家からの弔電
父の葬儀の時のことです。
僕の父は白血病からの脳出血で急死しまして、あまりにも急すぎて家族のみんな悲しみに暮れると言うか呆然としてました。
何ヶ月も闘病のすえ亡くなったとかなら多少の心の準備はできたのでしょが、あまりにも急な知らせでしばらく現実を直視できなかったのを覚えています。
悲しいんですが前に進まないといけない、なんとか葬儀などの準備を進めておりました。
で、葬儀の会場にはいろんな方から弔電が届くわけです。
式には参列できない父の友人、親戚関係から、父が働いていた会社や僕ら遺族が働く会社からも社長名で届きます。
基本、弔電は面識のある方か勤め先など何かしら関係のある方から届くものですが、一度も会った事も無い方からも届いていました。
国会議員や、県議、市議などの政治家からです。
それも全員自民党の政治家からでした。
弔電を貰った政治家さん達とは一度も会った事は無いし、面識も無い、何かをお願いした事も無ければされた事も無い。
僕らの家族には自民党員は一人もいないので、縁もゆかりも無い人から弔電が届いたことになります。
なぜ知らない政治家から弔電が届くのでしょうか?
ただの票欲しさの政治活動にすぎない
政治家が自民党員でもない、面識も無い人の葬儀にも弔電を送る理由は次の選挙があった時に1票が欲しいというだけでしょう。
葬儀に弔電を送っておけば名前を読み上げられますからね。
たくさんの弔問者の方の耳に誰が送ったかが入るわけです、その為に弔電を送っているにすぎないのです。
彼らには私の父に弔意あらわす気持ちなどさらさら無いでしょう。
ただの宣伝のためだけに弔電を送っているのです。
自民党の政治家さんは葬儀の場を何だと思っているのでしょうか?
面識の無い政治家からの弔電なんて腹立たしい以外のなんでも無いです。
どうやって弔電を送っているのか
新聞のお悔やみ欄に載っている葬儀には全て弔電を送っているのだと思います。
事務所のスタッフか秘書が新聞を毎日チェックして全ての葬儀に送っているのでしょうね。
事務所で自動的に送っているので当の政治家さんは誰に弔電を送ったなんかは全く知らない事でしょう。
そんなふうに事務的に送られる電報に弔意はあるのでしょうか?
あるわけないですよ。
最後に
父が亡くなった悲しみにくれる中、そんな政治家の全く心のない弔電が届き、故人を偲ぶ場所、別れの場所である葬儀を宣伝活動に利用する自民党議員のあまりの無神経さに怒りがこみ上げてきた事が思い出されます。
2度と自民党に票は入れないと誓った日でもあります。
政治家なのだから全ての有権者に弔意を表すべきだなんて言う人もいます。
しかし全く知らない人間に事務的に弔電だけ送るという姿勢はいかがなものかと思います。
そんな事をするくらいなら送るなと言いたい。
本当に弔意があるなら本人が直接弔問に来たらどうですか。
事務的な弔電は2度と送って来るな!!