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佐川急便との上手な付き合い方(主に企業向け)

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こんにちは元佐川男子の蟻人です。

個人、企業にかかわらず佐川で荷物が届く事はよくあると思います。

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なんせ業界2位ですから、佐川で届けますという取引先、ECサイトはかなりあります。

遅いから佐川以外で届けてほしいと言ってもそういう訳にはいかないのが現実です。

 

配達が遅いにも理由に種類があって、配達担当の営業店につくまでの部分なのか、営業店についてからの部分なのかです。

 

営業店に着くまでの部分は路線便か中継点が問題の原因と考えられます。
営業店に着いてからは配達ドライバーが主な原因です。

 

路線便や中継点の問題の場合は九州ー東京間など物理的な距離があるためで、対策は出荷人に航空便を使ってもらうなどしかないです。

 

配達ドライバーが原因の場合はドライバーに直接早く届けてほしいと交渉することが有効です。

 

今回は佐川急便のドライバーの配達が遅くて困っているという企業の方向けの記事です。

 

 

ドライバーの心理は

まずはこちらの記事を読んで佐川のドライバーについて理解してください。

 

www.aritolog.com

 


読んでいただければ佐川の個々のドライバーは集荷は欲しいが配達はいらないという意識であることはご理解いただけると思います。

 

佐川のドライバーにとってお客様とはお荷物を出荷してくれる会社(個人)の事であって、配達しかない会社にはお客様という意識は全くありません

 

ただの配達先でしかありません。

 

佐川に荷物を出してますか?

ドライバーの心理がわかったところで次に、あなたの会社は以下のどれに当てはまりますか?

  1. 佐川は配達しか無い(他社も配達しか無い)
  2. 佐川は配達しか無い(YやPなど他社で荷物の出荷はある)
  3. 佐川で配達、出荷ともある(他社でも出荷がある)
  4. 佐川で配達、出荷ともある(佐川以外で出荷は無い)

 

3.の会社の方は配達の交渉の際に佐川の割合を増やすとか、早くもってきてくれないなら他社に流すなどの交渉カードを切りましょう。

 

4.の会社は思い切って、他社を使うぞカードを使うのがいいかもしれません。

 

 1.2の会社は佐川急便からしたら十分お客様ですが、ドライバーにとってお客様ではありません
だってあなたの会社からドライバーの成績になる売り上げが無いんですから。
お客様にならない人の言うことなんて別に聞きたくないですよね。
他のお客様の希望を優先させているのだと思いますよ。
だからまず荷物を出荷してお客様になりましょう。

2.の会社はヤ〇トやゆうパ〇クで出している荷物から、少しでいいので佐川で出すようにするといいです。これはドライバーが一番喜びます。

 

1.の会社は、会社としては荷物が無くても社長や従業員の個人的な荷物でも大丈夫です。そのドライバーを通じて送るようにしtれください、これで交渉を始めることができるでしょう。

 

 時間帯サービスがあるじゃないか

交渉なんてめんどくさいことをしなくても佐川急便は時間帯指定サービスをやっているじゃないかと言われる方。

知らない人が多いですが、佐川の時間帯指定サービスはお届け先が個人宅

限られてます。お届け先が企業の場合は適用外なのです。

リンク:時間帯指定サービス|サービス一覧|佐川急便株式会社<SGホールディングスグループ>

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 お届け先が企業になっているものは、時間帯指定シールを貼っていたり、伝票の備考欄に配達希望時間を書いてあっても、荷物のサービス的にドライバーは守る義務も必要もないのです。

 

とはいえドライバーもなるべく希望時間に配達しようとしますが、荷物が多いなど忙しい時は指定を無視することも多いです。

 

他に方法は?

どうしても企業向けで時間指定したいときは有料の”ジャストタイム便”を利用する必要があります。

 

かなり高額ですがどうしてもという時は、出荷人に「運賃はうちで払うから」といって利用しましょう、一番確実です。

 

こちらのサービスは時間内に配達が完了しなかった場合は、送料が全額返金されます。

 

そういう訳なのでドライバー的にもジャストタイム便の荷物が届いたときは、他の何を置いてもジャストタイム便を優先させます。

 

こちらのジャストタイム便はお届け先が個人宅の場合は利用できなません。

 

最後に

いろいろ書いてきましたが、ドライバーも人の子です。

現役時代は一番嫌だったのがもってきて当たり前みたいな態度をされることでした。

 

仕事ですから運びますし、なるべくご希望に沿った時間に届けようとはします。

 

出荷の荷物をいただけるのも嬉しかったですが、心からありがとうと言っていただくのが一番うれしかったですし、気持ちもよく配達できます。そういう会社はたとえ出荷が無くても何とか希望道理に配達しようと頑張っていました。

 

一番いいのは感謝を表してねぎらってあげることだと思います。

お互い気持ちよく仕事ができれば一番いいですね。