真夏でも基本ホットコーヒーを飲む蟻人です。
クーラーをガンガンに効かせた部屋でのむホットは最高です。
サードウェーブとか言われて久しいですが、そのおかげコーヒー豆を販売しているお店が増えて嬉しい限りです。
休日にそんなお店をめぐるのも楽しいです。
全部のお店で豆を買って飲み比べなどできればいいのですが、さすがにそんなにお小遣いが無いのでお店はある程度えらばないといけません。
そこで自分好みの美味しいお店を選ぶ際に見るポイントがあります。
そこ「”まあこのお店は良いんじゃないの」と思えるお店で買うようにしています。
今日は美味しいコーヒー豆販売店を選ぶ際の良いお店の基準についてお話します。
良いお店のポイント
1.お店が清潔か
整理整頓できているか、掃除はきちんと行き届いているかなど見ます。
食べ物を扱っているのだから当たり前の事です。
でもそんな姑みたいに意地悪な見方はしませんよ。
気にして見るのはコーヒー豆の保管状況ですね。
よくガラス瓶でコーヒー豆を保管してますが、その瓶にコーヒーの油がギトギトとついたままになっているお店があります。
そういうお店はダメですね。
酸化した油の与える悪影響とか考えたら瓶に付着している油はそのままにできないですよ。
2.焙煎日を教えてくれるか
まず自家焙煎をしているかが最低条件ですよね。そのうえでの話です。
コーヒーが美味しく飲めるのは焙煎から1ヶ月が限度だと考えています。
販売していいのは焙煎から1週間までだと思います。
教えてくれないのは古くなった豆を売っているんじゃないのと疑ってしまいます。
店員が知らないっていうのは論外だと思います。
客に対して誠実じゃないお店では買う気がおきません。
3.淹れ方でフレンチプレスを勧めているか
以前も書きましたがフレンチプレスはプロが味を判定するカッピングに最も近い味になる抽出方法です。
そのコーヒーの良い味も 欠点の味もダイレクトに抽出されます。
そのため美味しいコーヒーはより美味しく、不味いコーヒーはより不味くなります。
分量と時間を守ればだれでも同じ味が簡単に淹れられるのもポイントです。
扱うコーヒー豆に自信があるお店は例外なくフレンチプレスを勧めています。
当然ですが強要する店はダメです。お客さんがドリップがいいというならドリップでの美味しい淹れ方を教えてくれないといけないですよ。
4.カップオブエクセレンス(COE)入賞豆を扱っているか
生産国各国で行われる品評会で審査の末、本当に美味しい豆に与えられる称号です。
COEを入賞するのはその年、その国で素晴らしい出来のコーヒーばかり。
お客さんに美味しいコーヒーを飲んでもらいたいと考えた時、お店として取り扱ってみたいコーヒーでしょう。
基本とても高価な豆ですし、オークションで落札するか、落札した業者から生豆を買うかと入手するルートを確保していないと小さい自家焙煎店だとなかなか扱えないかもしれません。
扱っていなくても、どう考えているかを聞いてみるだけでもいいでしょう。
常に良いものを求めているならCOEは無視できない豆です。
高品質なコーヒーについてそのお店のスタンスが分かるのではないかと思います。
まとめ
お店が現状に満足せずに美味しい豆を追求しているか、お客に対して誠実であるか。
僕がお店選びで重視していることです。
今回あげた4点を気にして見れば、うまく良い店を判断できると思います。
味覚なんて人それぞれ違うものですから、僕にとって最高に美味しいお店でも他の人にとってはそれほどでもないことなんて当然です。
十人十色で好みの味はそれぞれ違います。
それはオーナー側からしてもそうで、オーナーが考える美味しい味を提供しているもので、それがお客の好みに合うか合わないかという事です。
だからこそ色んなお店が増えて、お店ごとに色んな味があって、好みの店を見つける楽しみがあります。
コーヒー好きには良い時代が来たなと思います。
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