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年末の佐川は地獄だった記憶

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今年の年末は僕の古巣の佐川急便が大変な事になっているようで...

 

佐川急便が年末の荷物量増加で遅配多発→練馬営業所は音信不通に - Togetterまとめ

 

ほとんど更新してない僕のブログにも「佐川、配達」なんて検索での流入が最近めっきり増えてます。

 

僕がいた時から年末って地獄だったのだけど、年々酷くなっていってるね。

 

佐川時代の今頃は、毎朝ホームには配りきれない程の荷物が積み上げられていて、年末は出社するのがイヤだったのを思い出すよ。

 

そもそも年末はどこの運送会社も忙しいのだけど、佐川は特に酷くなるね。

何故なら繁忙期だからって臨時の人員を雇わないから。

10月や11月になるとアルバイト求人誌なんかには、ヤマトや郵政の配達員のバイトの募集を見かけるけど、佐川は募集しない。

予算の問題とか色々あるんだろうが、募集をしない一番の理由は教育の問題だと思う。

僕が辞めるくらいの2014年頃は、佐川は新人が入っても独り立ちするまでに、軽四ドライバーでも2ヶ月はかかっていた。

1週間の泊まり込みでの研修を終えて、20回以上の横乗り研修、そして運行管理者が横に乗っての試験に合格するまで1人で乗車業務ができないという、とても時間がかかる事をしていた。

全ては佐川の看板を背負っている以上、絶対に事故を起こさない安全運転をできるようになるまでは乗せないという、安全第一主義のためなのだが、ちょっと厳しすぎないかと思う。

僕が入社した10年以上前は1週間の研修の後は横乗りは2日しかしなかったのにね。

 

今は安全の為に簡単に人は増やせないようになっているのが原因ですよ。

自社雇用の人間が増やせないなら委託業者を増やせば良いと思うが、年末は運送会社間で人と車の取り合いだから、年末だけ増やす何て事は簡単にはできない。

かと言って暇な時から確保するほどお金の余裕はない。

 

 

このままだと来年はさらにパンクする営業所が拡大するのは目に見えているので、経営陣は何とか対策を考えないと、今までみたいに根性で乗り切る時代じゃないですよ。

 

ってことで現場で頑張っている皆さん、後少しなので頑張ってください。